事務所の活動日誌

2014年11月20日 木曜日

エンディングノート

遺言書の作成を受任するとき依頼者からエンディングノートについて質問されることが最近増えました。
簡単に言うと「エンディングノート」とは、自分にもしものことがあった時のために、伝えておきたいことをまとめておくノートのことです。

エンディングノートは遺言書と異なり、形式、書式等がないため自由な事が書けます。例えば、自分の死後飼っていた犬の世話のお願い、葬儀や延命治療の指定など遺言書では認められない事項について書くことができます。
ただ、当然ながら遺言書と異なり、法的効力は生じません。すなわち、エンディングノートを書いたらからといって、その内容が
実現するとは限らないのです。

法的効力が認められないエンディングノートですが、自分の意志を伝えることができなくなった時に「思いを伝える」ことができる、
とても大切な役割を果たしてくれるノート。それがエンディングノートといえるでしょう。

次回は、エンディングノートを書くメリットに述べたいと思います。





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